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ジャンク債とは(債務不履行率上昇に警戒)

ジャンク債とは(債務不履行率上昇に警戒)



ジャンク債(ハイイールド債)とは

ジャンク債(Junk bond)とは、企業や団体が発行する債券のうち、信用格付機関の格付けがBB以下の投資不適格債のことをいいます。信用格付機関による格付けでBB以下の債券は、償還や利払いができなくなるデフォルト(債務不履行)になる可能性が高いため投資不適格とされます。そのためジャンク債は利回りが高く(利回りが高くなければ誰も買ってくれないため)、「ハイイールド債(高利回り債)」とも呼ばれます。

信用格付け機関は、スタンダード・アンド・プアーズ社やムーディーズ社があり、スタンダード・アンド・プアーズ社の格付けでBB以下、ムーディーズ社の格付けでBa以下の債券がジャンク債となります。ジャンク債はデフォルトリスクの高い債券ではあるものの高い利回りが期待できることから、ハイリスクハイリターンの金融商品として投機目的で売買されることが多いです。もともと機関投資家向けの商品でしたが、近年は投資信託経由で個人も購入しており市場規模は拡大しています。



ジャンク債の債務不履行率の上昇は警戒が必要

米国でジャンク債の相場が低迷して投資家の運用収益がマイナスとなると、米国経済の先行きが懸念されます。というのも、過去金融危機が起こった局面ではジャンク債の運用収益がマイナスとなっていたからです。
また、ジャンク債の債務不履行率が上昇している時は警戒が必要です。ジャンク債の債務不履行率の30年平均は3.8%ですので、それを上回る水準まで上昇していたら米国経済の情勢に警戒が必要となります。
さらに、米国の金利とジャンク債の金利差が5%以上になると経済危機を示すことが多いので、米国の金利差も注視しておく必要があります。













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